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塗装の入り込み防止方法

塗装してラインテープをはがすと画像のようにラインテープを重ねて貼った部分に色が入り込んでしまった場合の対処方法です。

塗装アドバイス1

塗装製作1

塗装アドバイス2

塗装製作2

マスキングが終わって色を吹く前にクリアーでマスキングをした部分と同色の色を一度吹いてやります。
こうする事でマスキングが重なった部分の隙間が埋まって色が入り込むのを防ぐ事ができます。
またマスキングを剥がして色が入り込んでしまっていた場合、仕上げのクリアーを吹く前にカッターナイフなどで削ってやると後々の修正が少なくすみます。

マスキングアドバイス

ラインテープにしてマスキングをしていると画像のようにカーブの部分の一部が浮いてしまうのを直す方法です。

マスキングアドバイス1

マスキング1

マスキングアドバイス2

マスキング2

マスキングアドバイス3

マスキング3

浮いてしまっている部分をライターやドライヤーなどで軽く炙ってすぐに指で押し付けると簡単に浮いてるのが直ります。それでも時間が経つと浮いてきてしまう場合があるので浮いているのを直したら色を塗る時まで画像のようにマスキングテープを貼っておくといいです。

キャンディーカラー使い方

使用方法

クリアーにキャンディーカラーベースを混ぜて使います。配合の目安はクリアー(硬化剤を混ぜたもの)20に対してキャンディー1です。(20:1)
3〜5コートくらいを目安に好みの色になるまで塗り重ねます。
配合の目安は20:1ですがキャンディーを混ぜる量を増やしたり減らしたりする事で濃さの調整が可能です。
キャンディーカラーは透明色なので下地が汚いとそのまま色が付いてしまいますのでゴミなどに気をつけて塗って下さい。
下色の基本はシルバーですが他の色や技法などの組み合わせにより無限の色を作り出せます。
キャンディーを塗る前に目的の色になるようにベース色とキャンディーのコート数を塗り板などで試し吹きしておくと失敗が少なくなります。
ムラになりやすいので一回に多く塗らずに薄く回数塗りで仕上げて下さい。
ムラを出にくくする為には、スプレーガンの距離やスピードを一定に保って下さい。
下地をキャンディーカラーに近い色、例えばキャンディーレッドなら下地を赤メタリックを塗るなどすればコート数が少なくすみますのでムラがあったとしても目立ちにくいです。
シルバーメタリックでも色が薄いメタリックと濃いメタリックではムラの目立ちやすさが変わります。
例えば一般的なメタリックと黒が混ざったガンメタでは、ガンメタのほうがムラが目立ちにくくなります。
どんな塗装にも共通するのですが、まずは塗りにくい部分、色が入りにくいところ(タンクでいうと給油口の周りやタンクの下側)などを先に塗り、そのあと全体に塗って下さい。

ラメ 吹き方

ラメの吹き方には大まかに2通りの吹き方があります。
まずは、クリアーにラメを混ぜて吹く『ウェット吹き方法』です。
硬化剤を混ぜたクリアーにラメを吹く量にもよりますが、10%くらいをめどにラメを混ぜて使います。
スプレーガンは口径が1.5以上は必要です。

塗る順番としてはベース色→ラメ→クリアーの順番になります。

この方法では最大0.3から0.4くらいまでのラメでないと詰まってしまいラメが吹けません。
吹いている途中でもラメが沈殿してしまうので細めにガンの吐き出し口を指で押さえながらトリガーを引いてカップのなかでブクブクうがいをさせながら吹いて下さい。
もう1つの吹き方は、フレークバスターなどラメ専用ガンで吹く『ドライ吹き方法』です。
フレークバスターはラメをクリアーに混ぜ合わせる事なく塗装ができるラメ専用スプレーガンです。
クリアーに混ぜて吹く方法より早くラメを仕切るめる事ができ、作業がスピーディーに行えます。
また、フレークバスター1台で小さいラメから特大ラメまで全てのフレーク塗装が可能となります。
吹き方はまずクリアーのみを塗り、その後すぐにフレークバスターでラメを吹きかけていきます。
そうする事でクリアーにラメがくっついて定着します。
この方法で吹いていき、好みの量まで吹いたらクリアーで仕上げます。

2つの方法にはそれぞれ長所と短所があります。

『クリアーにラメを混ぜて吹くウェット吹き方法』

長所
  • クリアーとラメを混ぜる量を変えられるのでちょっとだけラメを吹きたい場合フレークバスターより ムラなくラメを吹く事ができます。
  • ドライ吹きよりラメの無駄が少ないです。
短所
  • ラメを敷き詰めるくらいに吹きたい場合は何回も吹かないと敷き詰める事ができない
  • ラメと共にクリアーも大量に出るため、たれやすくなります。
  • ガンの洗浄が大変
  • 細かい部分が吹きづらい
  • こまめにガンをうがいしながらふかないと詰まってしまう。
  • ラメのサイズが限られる。

『フレークバスターを使ったドライ吹き方法』

長所
  • ラメを敷き詰めるのが簡単です。
  • クリアーを吹くガンとラメを吹くガンが別々なので洗浄が簡単。
  • 細かい部分にも吹き易い
  • ラメのサイズを選ばない
短所
  • ラメが周りにたくさん飛び散る(ラメの無駄が多い)
  • ちょっとだけラメを散らしたいときムラになり易い
  • 吹き方やラメの大きさなどによってラメがクリアーの表面に立ってしまう。

どちらの吹き方も長所、短所があるので用途により使い分けると便利です。
ラメを吹いた後はクリアーで仕上げます。
ラメでデコボコになってますので、敷き詰めた量にもよりますが最低でも5回以上はクリアーを吹いたほうがいいです。
クリアーでの仕上げでデコボコが埋まりきらないと、乾いてからペーパーがけをした際にラメがボロボロ取れてしまったり、ラメの表面が削れてしまいます。
特に色つきのラメの表面が削れるとその部分の色が変わってしまうので埋まるまでクリアーを吹いて下さい。

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